そば―カロリーは低いがトッピングの誘惑
投稿日:2017-02-03 更新日:
そばは低カロリー・低GI値食品、栄養もあるといったことから、ダイエットに良いと評判の食材の一つです。では、実際に他の主食と比べるとどうでしょうか?今回は一食分で比較してみましょう。
他の主食との比較
ゆでそば1人前…211キロカロリー
ゆでうどん1人前…210キロカロリー
スパゲッティ1人前(乾麺100g)…378キロカロリー
ご飯一膳(150g)…252キロカロリー
食パン6枚切り1切れ…158キロカロリー
目立って低い、というほどではない数字です。でも、ざるそばが代表的ですが麺だけでも満足できる一食となる、という点でおかずの必要なご飯、具やソースが必要なスパゲッティ、マーガリンやジャムがつきものの食パンとは一線を画します。
うどんがいい勝負にはなりますが、最初に述べたGI値や栄養の面からそばの方がよいというのも一理あります。
では、そばのカロリーを考えるときに気を付けるべきこととはなんでしょうか?
そばのトッピングのカロリーは千差万別
そばはお店で食べる場合、メニューが豊富です。これはそれだけトッピングが様々な種類がある、ということです。その分、カロリーの幅も広くなります。ただ、これは衣ばっかり大きいエビ天に代表されるように、お店によって具の大小があります。この違いはカロリー計算には大きく影響しますので、トッピングのカロリーについては具体的な数値ではなく傾向だけ…
エビ天、かきあげ、きつね(油揚げ)といった揚げ物系は、やはりカロリーが高く出ます。衣は小麦粉なので、それ自体もカロリーがありますし。
中でもかきあげは衣の量が多いため、また油揚げを甘辛く煮ているきつねもカロリーは高くなります。
たぬきは天かすなので油を使ってますが、分量が少ないので、カロリーはそれほど高くなりません。とろろや卵が入った方が高いほどです。
低カロリーなのは、わかめ、山菜、といった低カロリーの代表格の具材です。
そばは栄養があるとはいえ、それは他の主食と比べての話です。単品で食べることが多いという点を考えれば、バランスを取るためにタンパク質を取るのはオススメです。カロリーを気にするのであれば、天ぷら系ではなく卵やかしわ(鶏肉)が良いですね。
そばのちょい減カロリー:冷たいそばより熱いそば
さて、そばのちょい減カロリーのアイデアですが、「熱いそばを頼もう!」です。これは普段冷たいそばを好んで食べる方だけがちょい減できる、というアイデアになってしまいますが。
基本的にほとんどのお店では同じトッピングで熱い・冷たいが選べるようになっています。でも、そばはのどごしを楽しむ、と言われることがあるとおり、「飲む」ように食べられる冷たいそばが好まれる傾向にあるようです。
熱いそばを食べるメリットは、体温が上がって代謝が上がること、そしてゆっくりしか食べられないことです。ゆっくり食べるというのは、満腹感を得るための基本テクニックですよね。
もちろん、好きではないものをオススメするわけにもいきませんが、トッピングも一緒、基本的な味付けも一緒ですから、普段食べてない方も試してみる価値はあると思います。一度いかがでしょうか?
スポンサーリンク
執筆者:konjourney
関連記事
-
えのきだけは鍋に欠かせない食材で、シャキシャキした食感が魅力のきのこです。味や香りにクセが無いので、どんな調理法でも合うという便利食材でもあります。 えのきだけはキノコ類ですから、以前はカロリーはゼロ …
-
さつまいもと聞くと、カロリー高めでダイエット時には避けたいと考えるかもしれません。では、実際にさつまいものカロリーと気を付けるべき点を考えてみましょう。 さつまいものカロリー さつまいも(生)…134 …
-
卵は常に欠かさない、というご家庭が多いことと思います。物価の優等生とも呼ばれ、栄養価についてもタンパク質やビタミンなど豊富に含まれており完全食と呼ばれることもあります。 卵の調理法の定番の1つといえば …
-
コーヒーは毎日何杯も飲む方も多い、日常でよく見る飲み物です。気軽な飲み物でもあり、カフェ、喫茶店、コーヒー専門店など、わざわざ飲みに行きたくなるということもあることでしょう。 さて、コーヒーはブラック …
- PREV
- 食パン-食べ方次第でカロリーが大きく変化
- NEXT
- うどん―トッピングのカロリーを無視しない