えのきだけ―ひき肉料理を低カロリーにできる食材
投稿日:2018-03-01 更新日:
えのきだけは鍋に欠かせない食材で、シャキシャキした食感が魅力のきのこです。味や香りにクセが無いので、どんな調理法でも合うという便利食材でもあります。
えのきだけはキノコ類ですから、以前はカロリーはゼロとされていましたが、実際のえのきだけのカロリーはどのくらいあるのでしょうか?また、えのきだけを利用したちょい減カロリーのアイデアも考えていきましょう。
えのきだけのカロリー
えのきだけのカロリーは、食品標準成分表には4種類載っています。
(すべて100gあたり)
生…22キロカロリー
ゆで…22キロカロリー
味付け瓶詰…85キロカロリー
油炒め…58キロカロリー
日本食品標準成分表の「四訂」まではカロリー表記なしでしたが、「五訂」からキノコ類のカロリーがある、ということになりました。(現在は七訂)
えのきだけを他のキノコと生のカロリーで比べると…
しいたけ…19キロカロリー
ぶなしめじ…18キロカロリー
まいたけ…15キロカロリー
エリンギ…19キロカロリー
なめこ…15キロカロリー
マッシュルーム…11キロカロリー
まつたけ…23キロカロリー
えのきだけはわずかですが、キノコ類の中でもカロリーが高い方に入る、ということになります。これは1本それぞれが細くなっていて、それだけ細胞組織がしっかりしているため、水分がキノコ類の中では少ない、という特徴があるからです。
えのきだけは万能食材!?
冒頭でえのきだけは何でもできる、と書きましたが、どんなレシピがあるか少し挙げてみます。
1:えのきシューマイ(NHK「きょうの料理」)
シューマイの具に、豚ひき肉と同量のえのきだけを細かく切って加えるだけ、というシンプルなレシピですが、えのきだけの水分と柔らかさでふっくらジューシーなシュウマイになります。
シューマイは包むのも餃子より簡単だと思いますので、オススメです!
2: こりこり美味しい♪えのきの豚バラ巻き★ by アプコさん♪
肉巻きも定番ですね!巻きやすい形状ですし、食感もしっかりしてるのでアクセントになります。脂も吸わずに適度に絡むので、しつこくなくあっさりと食べられます。
えのきだけは火が通りやすく、サラダにもレンジで加熱するだけで使えます。味付けも何でも合いますので、好きなもので和えると良いです~
えのきだけのちょい減カロリー:刻んでひき肉をかさ増し
では、えのきだけのちょい減カロリーアイデアですが、「細かく刻んでひき肉料理に使おう!」です!
先ほどのシューマイもそうですが、ひき肉料理との相性は抜群です!細かく切ると完全に混ざってしまうので、えのきだけの独特の歯ごたえもなくなってしまいます。ハンバーグなど団子にする場合、つなぎの量が増えますので、ふっくらと柔らかい食感になります。
なので、かさ増ししたという違和感は全くありません。むしろ、ひき肉の脂っぽさを和らげるので、あっさりとして食べやすい料理に生まれ変わります。
お肉に比べれば圧倒的に低カロリーですから、えのきだけを入れることでカロリーはグッと減らせます!
キノコ類は保水性もあるので、冷えても固くならず美味しいままというメリットもあります。ぜひお試しください!
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執筆者:konjourney
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