ゆで卵―油を使わずに上質タンパクを取ろう
投稿日:2017-03-13 更新日:
卵は常に欠かさない、というご家庭が多いことと思います。物価の優等生とも呼ばれ、栄養価についてもタンパク質やビタミンなど豊富に含まれており完全食と呼ばれることもあります。
卵の調理法の定番の1つといえば、ゆで卵ですがゆで卵のカロリーはどのくらいあるのでしょうか?また、ゆで卵を利用したちょい減カロリーアイデアとは。
ゆで卵のカロリー
ゆで卵…151キロカロリー
生卵…151キロカロリー(100gあたり)
卵はLサイズで60グラムですが、殻つきでゆでますからゆで卵にしても生と重量が変わりませんので、ゆで卵も生卵も同じカロリーということになります。
とはいえ、次のようなデータもあります。卵黄と卵白を別にして計測したカロリーです。
卵黄(生)…387キロカロリー
卵黄(ゆで)…386キロカロリー
卵白(生)…47キロカロリー
卵白(ゆで)…50キロカロリー (いずれも100gあたり)
卵白は水分が大部分を占めるので、加熱してタンパク質が固まる時に少し水分が減った分(0.8%)、グラム当たりのカロリーが上がるようです。
ゆで卵のサイズは大きい方が良い?
卵はサイズがS・M・Lなどがありますが、サイズが大きくなると白身の割合が大きくなる、と言われています。
これを踏まえて、先ほどの卵黄と卵白のカロリーと合わせて考えますと、ゆで卵のカロリーを低くしたいなら卵のサイズを大きいものにすると可能である、ということになります。
もちろん、わずかな差ではありますが、小さなことからコツコツやるのが当サイトのモットーですので、お付き合いください。
ゆで卵のちょい減カロリー:固ゆで卵で置き換える
さて、ゆで卵のちょい減カロリーアイデアですが、「固ゆで卵を主菜(肉)と置き換える」です。
冒頭で述べたとおり、卵は完全食とも呼ばれるほど栄養豊富ですが、食べごたえもありますし、腹もちも良いです。また、甘味もありますが他の食材を邪魔する個性の強さがありませんから、他の食材と置き換えることが可能です。
ゆで卵はボリューム感があります。野菜のかさ増しでは物足りなさがあるかもしれませんが、卵の場合はタンパク質を加えているので満足する一品にすることができます。肉の油を控えて、卵の栄養を摂ることは健康的にダイエットするために有効な一手でしょう。
生卵だと油を使って加熱する必要も出てきますが、これがゆで卵であれば最後に乗せるだけ、混ぜるだけなどヘルシーな調理法でも使い勝手もよいです。
ちなみに半熟卵より固ゆで卵の方が腹もちが良いというデータもありますので、ゆで卵にするなら固ゆでがオススメです。
ぜひ活用していきましょう!
スポンサーリンク
執筆者:konjourney
関連記事
-
こんにゃくは低カロリー食材の代表格ですね。数年前まではカロリーがないとされていたほどです。価格も安く季節がないので手に入れやすいですし、おでん、煮物や炒め物などにも活用されるなじみ深い食材の1つです。 …
-
サーモンは昔からの塩鮭のイメージを打消し、脂が乗っていて、とろけるような食感が人気です。今や回転寿司の人気ネタランキングでは何年も連続で一位を記録するなど、サーモンは寿司ネタとして定番中の定番になって …
-
レタスは生でサラダにすることが多い野菜です。レタスから栄養を摂ろう!と意気込んで食べるというよりも、そのみずみずしさで口がさっぱりする、といった目的で食べていることでしょう。 また、レタスチャーハンの …
-
しめじは脇役として活躍の場が多い野菜ですね。キノコ特有の臭みや食感が苦手な人も多いですが、しめじならクセがあまりないので食べられる、という方も多いことでしょう。 しめじなど、キノコ類は十数年前まで食品 …
- PREV
- かぼちゃ―カロリーも気になるが栄養は欲しい
- NEXT
- 鶏むね肉―パサつきを抑えて上手に調理しよう