しめじ―かさ増しにオススメの低カロリーキノコ
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しめじは脇役として活躍の場が多い野菜ですね。キノコ特有の臭みや食感が苦手な人も多いですが、しめじならクセがあまりないので食べられる、という方も多いことでしょう。
しめじなど、キノコ類は十数年前まで食品標準成分表でカロリー表記なしとなっていましたが、現在ではカロリーがあります。では、しめじにはどのくらいのカロリーがあるのでしょうか?また、しめじを使ったちょい減カロリーアイデアも考えてみましょう。
しめじのカロリー
七訂食品標準成分表では、3種類のシメジのカロリーが載っています。
ぶなしめじ…100gあたり18キロカロリー
ほんしめじ…100gあたり12キロカロリー
はたけしめじ…100gあたり15キロカロリー
一般的に「シメジ」として売られているのは、ブナシメジです。最近では白い「ブナピー」もよく見かけるようになりましたね。
本しめじは「香り松茸、味しめじ」と呼ばれるほど、味が良いと言われているしめじです。ただ、最近の人工栽培のホンシメジは天然ものよりは味が落ちる、と言われています。
はたけしめじは、最近では「丹波しめじ」という名前で見かけることがあります。ブナシメジより大きく旨味が多く、食感も良いキノコです。
しめじの歴史は混乱ばかり!?
最近では「シメジ」と言わず「ブナシメジ」と言われるようになったことにお気づきでしょうか?
20年ほど前まではホンシメジではない「ホンシメジ」が売られていました。この正体は実はブナシメジでしたが、ホンシメジという商品名だったので、「しめじ=ブナシメジ=本シメジ」というイメージで定着していました。
そこで林野庁が「種類が違うのだから、ホンシメジとブナシメジをきちんと区別しなさい」という通達を出し、ブナシメジとしてようやく認知されました。
ちなみに、当時はヒラタケが「シメジ」として売られていました。これも今では改善されて別物になりましたが、「シメジ=実はヒラタケ」「ホンシメジ=実はブナシメジ」という混乱が広く見られていたため、今でも誤認している人が多いそうです。
しめじのちょい減カロリー:しめじでかさ増しを
では、しめじを使ったちょい減カロリーアイデアですが、「どんな料理でもいいので、しめじを加えてかさ増ししよう!」です!
しめじは味も強くなく、火を通すとカサが減り存在感としては少なくなります。ですから、しめじは料理のバランスを崩さずかさ増しに良い食材、ということができます。
しめじは和洋中、どの味付けでも合いますし、煮ても焼いても炒めてもいいキノコです。使い勝手が良いですから、しめじをぜひ活用していきましょう!
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執筆者:konjourney
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