ちょい減カロリー生活

ちりも積もればダイエット!まずは目の前のお皿から改善!

肉類 食材

ソーセージ―詰まった旨味を活用してカロリーの分散を

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ソーセージ

ソーセージは子どものお弁当のおかずにも、ビールのおつまみにも、朝食バイキングでも定番になっている食材です。ゆでたり焼いたり炒めたりしますが、ソーセージだけで美味しいので、料理する手間もかからないので、冷蔵庫に常備している方も多いことでしょう。

ソーセージの原料は肉ですから、カロリーも気になるところです。ソーセージにはカロリーがどのくらいあるのでしょうか?また、ソーセージのちょい減カロリーアイデアも考えてみましょう。

ソーセージのカロリー

食品標準成分表には、数種類のソーセージのカロリーが載っています。(すべて100gあたり)

ウインナーソーセージ(太さ20mm未満) 321
フランクフルトソーセージ(太さ20~36mm) 298
ボロニアソーセージ(太さ36mm以上) 251

この3種類のソーセージはJAS規格によって分類されていますが、違いは太さです。それ以外にも違いはあるので後述します。

カロリーとしては細い方が高い、ということになってます。実際、含まれている脂質が細い順に多いです。
この理由として考えられるのは、ウインナーは1本が小さく、フランクフルトは大きいことです。
つまり、ウインナーは小さい1本で満足感があるくらいのジューシーさが欲しい一方で、フランクフルトはしつこく感じない程度に抑えられてる、と推測されます。

さらに他のタイプのソーセージもあります。

ドライソーセージ(水分35%以下) 497
セミドライソーセージ(水分55%以下) 339
リオナソーセージ 192
混合ソーセージ(魚肉が15%~50%) 270
魚肉ソーセージ(魚肉が50%以上) 161

ドライソーセージの代表が、ピザでおなじみのサラミです。その乾燥具合でドライ・セミドライが分かれています。

リオナソーセージは、脂肪やチーズ、ほうれん草、パプリカなど彩りのある具材を30%以内の範囲で加えて作るソーセージです。
肉よりも低カロリーの野菜などを入れるので、ソーセージよりも低カロリーになります。

混合ソーセージは豚肉のかさ増しで魚を使っていて、以前は広く流通していましたが、魚が高くなり豚肉が安くなった現在では、ほとんど市場で見られなくなっています。

ソーセージの太さは腸の違い!

では、ウインナーソーセージとフランクフルトソーセージとボロニアソーセージの違いについて。
それぞれのJAS規格の定義を見てみると…

ウインナーソーセージ

羊腸を使用したもの又は製品の太さが20㎜未満のもの(牛腸を使用したもの及び豚腸を使用したものを除く。)をいう。

フランクフルトソーセージ

豚腸を使用したもの又は製品の太さが20㎜以上36㎜未満のもの(牛腸を使用したもの及び羊腸を使用したものを除く。)をいう。

ボロニアソーセージ

牛腸を使用したもの又は製品の太さが36mm以上のもの(豚腸を使用したもの及び羊腸を使用したものを除く。)をいう。

羊と豚と牛の体の大きさからイメージできる通り、腸の太さも羊>豚>牛というわけです。最近は人工の腸もあるので、太さでもきっちり定義されています。

というわけでJASでは、羊腸なら20mm以上と太くてもウインナーソーセージですし、ものすごく細い牛腸でもボロニアソーセージになります。

ソーセージのちょい減カロリー:ダシとして使う

さて、ソーセージのちょい減カロリーアイデアですが、「ダシの出る食材として料理に使おう」です!

定番料理として、ポトフのような煮物にも、チャーハンのような炒め物にも、ポテトサラダのアクセントにも使うことができます。

ソーセージは脂も多く、肉の旨みも詰まっていますので、煮込んだり炒めたりすると全体にその旨みを回すことができます。
また、調味料でしっかり味が付いていますから、ソーセージ自体の味が薄く感じることもありません。

それで低カロリーの野菜と合わせて調理すると、一皿としてのカロリーを抑えつつ、美味しく食べることができます。

ソーセージ自体は高カロリーになりますが、その旨みを料理に上手に使っていきましょう!

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