ローストビーフ―脂が少なくてもソースで残さず食べてる
投稿日:
ローストビーフは、高級料理の代表的な存在ですが、意外と単純なレシピで家庭でも作れるのでパーティー料理としても人気があります。スーパーでもよく見かけるようになりましたね。
そんなローストビーフですが、カロリーはどのくらいあるのでしょうか?また、ローストビーフのちょい減カロリーは可能か考えてみましょう。
ローストビーフのカロリー
食品標準成分表によると、ローストビーフのカロリーは100gあたり196キロカロリーです。
通常ローストビーフに使われる牛もも肉は、輸入牛で100gあたり165キロカロリー、国産牛で100gあたり209キロカロリーです。
牛もも肉とのカロリーの差から見ると焼いて水分量が変化する以外のカロリーの増減は無視できるレベル、ということになります。
ローストビーフのレシピのカロリー
NHK「きょうの料理」のレシピを参考にしてみますと…(リンクは「みんなのきょうの料理」内のレシピのページに飛びます)
※( )内は肉100gあたりのカロリーです。
ローストビーフ…牛ロース肉1.4キロ 5080キロカロリー(362kcal)
ローズビーフ…牛もも肉700g 1880キロカロリー(268kcal)
ローストビーフ…牛ヒレ肉120g 310キロカロリー(258kcal)
和風ローストビーフ…牛もも肉400g 1120キロカロリー(280kcal)
やはり、牛ロースは脂身もあるので、カロリーが高めですね。もも肉、ヒレ肉は脂が少ないのでカロリーが低めになりますが、それでも先ほど見た食品標準成分表の100gあたりのカロリーより高くなっています。
レシピのカロリーが高いのは、ソースのカロリーが原因だと思われます。
焼いた後に残った脂と肉汁に、バターなどを加えて味付けますので、焼きあがった肉だけのカロリーに比べると、高いカロリーとなってしまいます。
ローストビーフ丼のカロリー
では、ローストビーフを手軽に食べられる「ローストビーフ丼」では、カロリーはどのくらいになるのでしょうか?
カロリーがHPで表示されているレストランで確認してみましょう。
デニーズ…740キロカロリー
なか卯(ローストビーフ重・並)…654キロカロリー
ココス(販売終了)…794キロカロリー
牛丼並盛が650キロカロリー前後ですから、それに比べると高いカロリーになります。牛丼の牛肉は量も多くないですし、煮込んで脂を落としているので意外とヘルシーで、一方ローストビーフ丼は満足度を上げるために牛肉の量が多くなり、結果的に高カロリーになっています。
ローストビーフのちょい減カロリー:ソースを低カロリーに
さて、ローストビーフのちょい減カロリーのアイデアですが、「ソースを低カロリーなものを選んで食べる」です!
ローストビーフのソースの定番は肉汁で使うグレイビーソースですが、焼くときにフライパンにひく油、肉の脂、さらに風味づけにバターや砂糖を加えたりもします。その旨みを残さず使う、ということは、油も残さず摂ろうとしていることになってしまいます。
それで、ソースを付けないという選択が一番いいのですが、例えば塩や酢、醤油でソースを作ったり、スパイスや薬味で味の変化を付け物足りなさを感じさせない、というのはどうでしょうか?
ローストビーフはもともとヘルシーな牛肉を使った料理ですから、ぜひ低カロリーを維持しつつ美味しくいただきましょう!
スポンサーリンク
執筆者:konjourney
関連記事
-
天丼は丼物の代表的なメニューです。天ぷらをご飯に乗せるというシンプルな作り方ですが、天ぷらだけで食べることの方が多く天丼を家で作る派は少ないかもしれません。 天丼は天ぷら専門店だけでなくチェーン店もあ …
-
卵焼きは子供から大人まで人気のおかずです。お弁当には必ず入っているといってもいいですし、居酒屋でもだし巻き卵は定番です。 そんな身近な卵焼きですが、カロリーはどのくらいあるのでしょうか?また、卵焼きの …
-
カツカレーは、トンカツにカレーという組み合わせのボリューム満点の人気メニューです。 カツカレーは見た目からカロリーが高そうですが、実際にカロリーはどのくらいあるのでしょうか?カツカレーのちょい現カロリ …
-
ハヤシライスは、牛肉の旨みと玉ねぎの甘みをドミグラスソースでこってりといただく料理です。甘いソースは子供にも人気のある料理ですね。 ハヤシライスは主食となるご飯料理ですし、ルーもカロリーが高いように見 …
- PREV
- すき焼き―牛肉は部位と産地でカロリーが変わる
- NEXT
- ホルモン―焼肉の中では低カロリー