ニシン―脂がのってちょい高カロリー
投稿日:
ニシンは産卵前の秋に脂が乗り、産卵期には卵や白子が美味しくなります。身欠きニシンやカズノコなど、昔から加工品で全国に出回って、なじみ深い食材です。
ニシンには、どのくらいのカロリーがあるのでしょうか?また、ニシンのちょい減カロリーのアイデアも考えてみましょう。
ニシンのカロリー
ニシンのカロリーは、生100gあたり216キロカロリーです。
中1匹で可食部・約100gなので、1匹あたり216キロカロリーが目安になります。
これは高いのか低いのか、他の魚と比較してみましょう。
サンマ…318キロカロリー
ブリ…257キロカロリー
ウナギ…255キロカロリー
サバ(真サバ)…247キロカロリー
ニシン…216キロカロリー
イワシ(真イワシ)…169キロカロリー
シシャモ(生干し)…166キロカロリー
タイ(真鯛)…142キロカロリー
サケ(シロザケ)…133キロカロリー
アジ(真アジ)…126キロカロリー
マグロ(クロマグロ)赤身…125キロカロリー
タラ(真鱈)…77キロカロリー
ニシンは魚の中でも少し高めのグループになります。
昔は脂を絞って利用していたというほど、脂質が多い魚ですので、カロリーが高いのです。
身欠きにしんのカロリー
にしんそばでポピュラーな身欠きにしんですが、身欠きにしんのカロリーはどのくらいでしょうか?
身欠きにしんのカロリーは100gあたり246キロカロリーです。
身欠きにしんは、脂が多いニシンをゆっくり乾燥させて熟成させる点で、他の魚の干物とは違います。
最近は昔ほどしっかり乾燥させないソフトタイプが主流になっています。
ニシンのちょい減かロリー:塩焼きで脂を落とす
さて、ニシンのちょい減カロリーですが、「ニシンは塩焼きにして脂をしっかり落とそう」です。
ニシンは脂が多い魚ですので、その脂を調理時に上手に落とすことがカロリー減につながります。
脂を美味しく食べるために、甘辛く煮るのも美味しいのですが、その場合、調味料のカロリーが重なってきますので、カロリー計算の時には注意しなければなりません。
身欠きにしんについても、乾燥の前に塩に漬けてはいないので、戻すときに味をつけなければなりません。
なので、どちらにしても味付けで油断しないようにしましょう。
ニシンは最近は貴重な魚になってきていますので、美味しく賢く食べていきましょう!
スポンサーリンク
執筆者:konjourney
関連記事
-
アマダイ(甘鯛)は秋が旬の上品な白身魚です。「グジ」と呼ばれる若狭で獲れるものは特別で、高級食材として扱われています。 そんなアマダイなので、なかなかスーパーで売られることは少ないですが、干物の形だと …
-
アンコウは冬に鍋にすると最高の食材です。家庭ではさばけないので、この一匹の形で見かけることは少ないですが、スーパーで鍋用になって売られることはありますね。 アンコウには、どのくらいのカロリーがあるので …
-
サバは、昔から日本人に人気のある魚の1つです。日本近海で獲れなくなってきたため、日本人が好きな魚(消費量)ランキングでかなり落ちてしまいましたが、サバの味噌煮や塩焼きは定番ですし、最近ではサバの水煮缶 …
-
シシャモは生干しやフライなどで、家庭でもよく見る食材です。中の卵がプチプチした食感で美味しいですね。 シシャモには、どのくらいのカロリーがあるのでしょうか?また、シシャモのちょい減カロリーアイデアも考 …
- PREV
- シラス―丸ごと食べて低カロリーな魚
- NEXT
- サワラ―脂が乗る冬にかけてカロリーも