納豆―大豆は油が取れるのを忘れずに!
投稿日:2017-02-10 更新日:
日本人の朝食によくあるものといえば?という質問で、上位にランクインする1つは納豆でしょう。旅館の朝食やホテルの朝食バイキングなどでもたいてい出てきますよね。スーパーでは十何種類も並んでるのが当たり前になっている納豆ですが、カロリーという面ではどのような特徴があるでしょうか?また、納豆を使ったちょい減カロリーとは…?
納豆のカロリー
糸引き納豆…200キロカロリー
挽きわり納豆…194キロカロリー(メーカーによって誤差有り)
※一般的に「納豆」といえば糸引き納豆です。食品成分表では京都名物の大徳寺納豆のように古くから伝わる、麹で発酵させる寺納豆と区別されています。
1パックは45~50gですから、1食あたりにすると100キロカロリー前後が多いようです。
留意する点として、添付しているタレが5キロカロリーくらいになるものがあり、商品に書いてあるカロリーがその分、多く表示されていることがあります。カロリーで比べるときにはタレ付かどうかも気にしてみてください。
大豆から油が取れることを忘れずに!
大豆は油が取れるほど脂質が豊富なのを忘れないようにしましょう。
納豆は大豆製品の中でも豆腐や豆乳と違い、水を足してできあがる製品ではなく、加熱するときに蒸しただけなので脂質が100g中10gと多いままです。
大豆はビタミン、ミネラル、大豆イソフラボンやレシチンなど、健康や美容によい成分もたっぷり入っているのですが、「畑の肉」と呼ばれるようにタンパク質と脂肪があるので、たくさん摂れば摂るほどいい!、とは考えないようにしましょう。
納豆のちょい減カロリー:よく噛む食材をちょい足し
さて、納豆のちょい減カロリーアイデアですが、「よく噛む食材と組み合わせて食べましょう!」です。栄養満点ですし、毎日食べるという方も多いと思います。そのため、味のバリエーションを増やしたいという方もいるでしょうから、そのアレンジレシピに「噛みごたえ」という視点を加えてみましょう。
納豆は粘り気もあり、しっかり噛みづらい食材です。それが納豆の長所で年齢層問わず食べやすくて、朝食でもさらさらといただけるのですが、あまり噛まないと食べごたえがなく、満腹感・満足感が得にくい食材でもあります。
噛むことが目的のちょい足しなので、ご飯にかけたり、大根おろしやネギを薬味に使ったり、卵を混ぜるだけでは物足りないです。
噛む必要のある食材、例えば、最近流行っているキムチと混ぜてキムチ納豆、イカの刺身に和えるイカ納豆、卵と組み合わせるなら卵焼きにする、などできるかもしれません。(かき揚げに入れるのも定番の使い方で噛みごたえ・食べごたえが十分ですが、さすがにカロリー的に厳しいですよね…)
よく食べる食材ですから、一度冒険してみるのはいかがでしょうか?
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執筆者:konjourney
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