キャベツ―存在感のなさが人気の秘訣?
投稿日:2017-02-12 更新日:
キャベツはロールキャベツや回鍋肉のように主役級の働きをする料理もあれば、千切りが様々な料理の付けあわせにつけたりと、家庭でもレストランでもフル回転で出番が来る野菜の1つだと思います。実際、野菜の中で1番購入されているのがキャベツだそうです。(総務省「家計調査年報」)
手ごろな値段でたくさん食べられるので、ダイエットにも良いと評判のキャベツですが、カロリーという点から見るとどのような特徴があるでしょうか。また、キャベツを使ったちょい減カロリーとは?
キャベツのカロリー
キャベツは生の状態で100gあたり23キロカロリーです。葉物野菜の中ではわずかに高いですが、それは水分量が他と比べて少ないから、という理由からです。
キャベツはビタミンCやミネラルも豊富なので、生で食べた方が栄養は丸ごと摂れます。ただ生だとドレッシングやマヨネーズをかける人が大半でしょうから、そのカロリーは無視できません。
加熱したほうがかさが減り甘みが増すので、茹でたり炒めたりすると調味料を控えても美味しく食べられると思います。
キャベツダイエットの効果とは?
キャベツダイエットの一番有名なところだと「食前にキャベツを食べる」というダイエット法ですが、これは先にキャベツでおなかを膨らませ、食べ過ぎを防ぐという理論ですから、ご飯の代わりに食べる置き換えダイエットの1つです。
キャベツに何か特別な効能があるというよりは、安価でたくさん食べられること、適度な歯ごたえがあるので満腹中枢を刺激できること、などから低カロリーの野菜の中でもキャベツが選ばれたようです。
噛むことでその効果が発揮されますから、大きく切って生で食べる、ということがポイントです。ただ、先ほども書きましたが、カロリーの面から見ると生で食べるときは味付けに何を使うかも重要です。ノンオイルのドレッシングにしたり、塩や酢だけのシンプルな味付けにするなど工夫をしつつ、飽きないように美味しく食べましょう。
キャベツのちょい減カロリー:何でもかさ増しに
さて、キャベツのちょい減カロリーアイデアですが「かさ増しに使おう!」です。
キャベツがなぜ多くの料理に使われるか、と考えてみると、味に主張がないからかもしれません。嫌いな野菜アンケートで上位に入ることがまずないことは、キャベツが他の邪魔をしないどころか、存在もあまり感じさせない証拠ではないか、と思うわけです。
例えば代表的なかさ増しといえば、キャベツメンチカツというレシピがありまして、キャベツをひき肉と同量くらい混ぜると、肉汁とキャベツの水分が混ざり合い後味がさっぱりする、ボリューム満点のメンチカツになります。
キャベツは加熱するとグッとかさが減りますから、刻んだ状態では「多すぎるかな?」というくらいでちょうど良いです。今までも多くのレシピに登場させてきたでしょうが、ぜひどんどん新しいレシピにキャベツを組み込んでみましょう!
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執筆者:konjourney
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