ほっけ―低カロリーの干物は凝縮した旨味を楽しもう
投稿日:2018-02-15 更新日:
ほっけは干物が有名で、開きになってる姿がイメージされると思います。北海道では、フライや塩焼きも日常的に食べられています。
ほっけは干物だとあまり想像が付きませんが、どのくらいカロリーがあるのでしょうか?ほっけのちょい減カロリーのアイデアも考えてみましょう。
ほっけのカロリー
食品標準成分表では、ほっけのカロリーが4パターン載っています。
(すべて100gあたり)
ほっけ・生…115キロカロリー
ほっけ・塩ほっけ…123キロカロリー
ほっけ・開き干し・生…176キロカロリー
ほっけ・開き干し・焼き…200キロカロリー
ほっけの開き30㎝1匹で約300gとすると、骨などを除いた可食部が約200gとなりますので、1匹350キロカロリーになります。
ほっけは開いて干し、水分を飛ばして保存性を高めますが、その水分の重さが減った分だけ生よりカロリーが高くなります。
塩ほっけは塩をしているだけですから、水分が少しだけ抜けた状態のため、わずかにカロリーが高くなるだけになります。
ほっけのカロリーは魚の中ではどのくらい?
では、ほっけのカロリーは他の魚、特に干した魚と比べるとどうなのでしょうか?
食品標準成分表から100gあたりのカロリーを比べてみましょう。
ほっけ・開き干し・生 | 176 |
まあじ・開き干し・生 | 168 |
干しかれい | 117 |
さんま・開き干し | 261 |
いわし・みりん干し | 332 |
ししゃも・生干し | 166 |
はたはた・生干し | 167 |
サバ類(加工品)・開き干し | 348 |
しらす干し・半乾燥 | 206 |
ほっけは白身魚ですが脂が乗っているので、サンマやサバなどの青魚と、カレイやシシャモの淡白な白身魚の中間に位置しています。
ほっけのちょい減カロリー:ほっけ自体が低カロリーです!
さて、ほっけのちょい減カロリーアイデアですが、「ほっけ自体が低カロリーの主菜なので、積極的に食べていこう!」です。
主菜でよく食べる魚と言えば、サケ、サバ、サンマなどがありますが、どれも脂が乗っていることで美味しく感じます。その分、カロリーも高めで、ほっけの3割~5割増しくらいはあります。
ほっけも立派なものは脂が乗っている、とはいえ、干したことによる旨みの凝縮によって、脂がわずかでも美味しく感じるのです。脂が乗ってないから美味しくないわけではありません!
最近はすっかり高級魚にもなっているので、そんなに食べる機会もないかもしれません。でも干物ならではの旨みをこの機会に見直して、いろいろな魚を取るようオススメします!
スポンサーリンク
執筆者:konjourney
関連記事
-
-
アナゴは、寿司ネタや天ぷらでよく見かけますね。白身でホクホクしていて、脂も乗っていて美味しい魚です。 アナゴには、どのくらいのカロリーがあるのでしょうか?また、アナゴのちょい減カロリーのアイデアも考え …
-
-
ムツは脂肪を貯めこむ冬が旬の魚です。煮つけに合い、かまぼこの原料ともなることがあります。 ムツには、どのくらいのカロリーがあるのでしょうか?また、ムツのちょい減カロリーのアイデアも考えてみましょう。 …
-
-
ビンナガマグロ(ビンチョウマグロ)はお寿司やお刺身で、最近おなじみのマグロですね。 ビンナガマグロには、どのくらいのカロリーがあるのでしょうか?また、ビンナガマグロのちょい減カロリーのアイデアも考えて …
-
-
サーモンは昔からの塩鮭のイメージを打消し、脂が乗っていて、とろけるような食感が人気です。今や回転寿司の人気ネタランキングでは何年も連続で一位を記録するなど、サーモンは寿司ネタとして定番中の定番になって …
- PREV
- 玄米―カロリーは白米と差が無し
- NEXT
- グラノーラ―穀類に甘みを加えればカロリーは高くて当然