春雨―しらたきの50倍のカロリー!?
投稿日:2017-03-06 更新日:
春雨はスープやサラダのイメージがあり、「ヘルシーな食材」というイメージがありませんか?透明だし、ツルツルしているし、カップめんに比べればカップ春雨スープの方が低カロリー、ということもあります。
しかし春雨のカロリーを調べてみると、意外と高カロリーであることが分かります。では、そのカロリーについて、また春雨を使ったちょい減カロリーについて考えてみましょう。
春雨のカロリー
春雨には、2種類がよく売られています。じゃがいもでんぷんで作られる春雨と緑豆から作られる春雨です。
普通春雨(乾)…350キロカロリー
緑豆春雨(乾)…356キロカロリー (100gあたり)
乾燥状態ですから高カロリーになりますが、水に戻す前の換算で1人分で10~20g使いますから35~70キロカロリーとなります。
見た目や食感が似ている「しらたき」は100gで6キロカロリーです。これを乾燥春雨と比べるのはフェアじゃないので50倍というのはオーバーな表現とはいえ、水に戻した後でも10倍近くのカロリー差があります。
春雨としらたきのカロリーの差の要因
春雨は緑豆やじゃがいもの「でんぷん」、しらたきはこんにゃくいもの「グルコマンナン」が主成分です。
この2つは両方とも炭水化物なのですが、「グルコマンナン」は消化吸収できない食物繊維の一種ですからカロリーがありません。
一方、でんぷんは糖質ですから、でんぷんだけで作る春雨のカロリーは、その元である緑豆やじゃがいもと比べても高くなります。
春雨のちょい減カロリー:麺と思って食べる
さて、春雨を使ったちょい減カロリーアイデアですが、「麺の代わりに春雨を使う」です。これは、カップスープの商品になっているものもあるので、簡単にできます。
春雨は炭水化物でカロリーはあるのですが、小麦麺と比べるとかなり低カロリーです。その理由は水分量です。春雨は4~5倍の水分を含み、ゆであがりで80%の水分量になります。一方、ラーメンだと65%、うどんなら75%ですから、同じ重さで比較すると、春雨が低カロリーになります。
中華めんやうどんと比べれば、味わいや食感が違うので、「春雨が麺です」と言われても物足りなさを感じるかもしれません。しかし、春雨を活かした麺料理として考えるなら、料理のレパートリーが増えるとポジティブに考えることもできるのです!
何かの代わりに低カロリー食材に、と考えるとどうしても食材同士を比べてしまいますので、その低カロリー食材を生かすことを一番に考えるなら、食事を楽しむことを維持できると思います!
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執筆者:konjourney
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