厚揚げ―主菜としては優秀な低カロリー食材
投稿日:2017-03-07 更新日:
厚揚げは焼くだけで薬味と一緒に食べても、煮ても美味しい食材です。豆腐を油で揚げていますから、カロリーも気になるところです。
厚揚げのカロリーは実際どのくらいなのでしょうか?また、厚揚げを利用してのちょい減カロリーアイデアとは?
厚揚げのカロリー
栄養成分表では「生揚げ」となっていますが、100gあたり150キロカロリーです。
※生揚げとは「揚げ方が不十分なこと」を意味しているので、豆腐の中心の食感を残すように不十分に揚げている厚揚げを生揚げとも呼びます。
原料となる豆腐と比較すると
木綿豆腐…72キロカロリー
絹ごし豆腐…56キロカロリー
ですから2倍以上になります。
これは豆腐の水分を切っていることと油で揚げたことが要因となっています。ですので、熱湯をかけて油抜きすると、1枚につき10~20キロカロリーほど減ることになります。(油抜きで減らせるカロリーは表面積に比例しますので、グラムではなく1枚換算の方が表わしやすいです。)
厚揚げは超便利な食材!
厚揚げは表面が固めてありますし、中の豆腐も水切りされて固めに仕上がっているので、豆腐そのものよりも厚揚げの方が料理に使いやすい、という特長があります。
そのため、焼くのも簡単、煮ても煮崩れすることがありませんし、炒め物に入れてかき混ぜても崩れにくいです。しかも、元が豆腐ですから味も淡白で他の食材の邪魔をしませんので、多くの味付けに合います。
それで、厚揚げのレシピは多種多様に存在しています。厚揚げは大豆たんぱくですから主菜として肉と合わせても存在感がありますし、副菜として野菜を中心に合わせてもボリュームが出ます。
この点をちょい減カロリーに生かさない手はありませんよね!
厚揚げのちょい減カロリー:肉の代わりにする!
厚揚げを使ったちょい減カロリーは「肉として料理に組み込んでみよう!」です。
厚揚げは食感もほどよく弾力があり、食べごたえがあります。さらに味付けがこってりでも、さっぱりでもしっかり味が絡み、元の豆腐の味を包んでしまえば、「ホントに厚揚げ?」と感じるくらいになるレシピもあります。
私のオススメは特に、味付けの幅が広い炒め物です。中華風に回鍋肉の甘味噌味もいいですし、トマトソースで絡めてもかなり美味しいです。お肉を入れると肉の旨みも絡んできますから、少量のお肉で満足できる一皿が完成します。
野菜が足りないと思う時には野菜炒めに厚揚げを入れると、それが主菜になりえるかと思うほどボリューム感が増します。
ぜひお試しください!
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執筆者:konjourney
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