チョコレート―高カロリーの理由は油と砂糖の塊だから
投稿日:2017-07-11 更新日:
チョコレートはお菓子の定番で、チョコレートそのものだけでなく、ナッツをくるんだりクッキーにかけるなど、様々なお菓子に使われています。
そんななじみ深いチョコレートですが、カロリーはどのくらいあるのでしょうか?また、チョコレートを利用したちょい減カロリーアイデアを考えてみましょう。
チョコレートのカロリー
食品標準成分表では2種類のチョコレートと2種類のチョコ菓子のデータがあります。
(すべて100gあたり)
ミルクチョコレート…558キロカロリー
ホワイトチョコレート…588キロカロリー
アーモンドチョコレート…583キロカロリー
カバーリングチョコレート…511キロカロリー※
※カバーリングチョコレートとは、ビスケットやウエハースをチョコレートでくるんだものを指します。
こう並べてみると、大差がありませんがかなり高カロリーです。全ての食品の中で比べても、チョコレートはトップクラスです。
チョコレートは約40%が脂肪、残りの大半が砂糖ですので、カロリーの塊と言えます。とはいえ、それだけ脂肪と砂糖が入ってるので、少しで胃も心も満足できますから、たくさん食べることはないかもしれないです。
『ビターチョコレートは低カロリー』は思い込み
メーカーが出しているチョコレートの中には「ビターチョコレート」や「ブラックチョコレート」というものもあります。
「ビター」や「ブラック」だから、砂糖が少ない分、低カロリーかな?と思いきや、そんなことはありません。
森永の場合
ビターチョコレート(50g)…282キロカロリー
ミルクチョコレート(50g)…285キロカロリー
明治の場合
ブラックチョコレート(50g)…282キロカロリー
ミルクチョコレート(50g)…279キロカロリー
『ビター』や『ブラック』でもほとんど変わりません。
実は、チョコレートの「ブラック」はコーヒーの「ブラック」とは違い、ミルクは入れないが砂糖は入れる、ということです。
つまり、ミルクでまろやかにならない分、「ビター」であり、ミルクの白が入らず砂糖で色は変わらないので「ブラック」なわけです。
ブラックやビターをカロリーの面で期待して選ぶのは間違っているのです!
チョコレートのちょい減カロリー:一口を味わう
さて、チョコレートのちょい減カロリーアイデアですが、「一口サイズをじっくり味わってゆっくり食べる」です。
チョコレートは高カロリーですが、一口でも濃厚で、満足できる強い甘みがありますから、他のお菓子よりも費用対効果が良いです。
ただ注意すべき点として、少量で高カロリーですから、いつの間にか量を食べすぎていた、というのは避けなければなりません。
その点では、板チョコよりも、小さく個包装にされたチョコレートの方が、その包装を空けるひと手間で、どのくらい食べているかを意識するチャンスが増えます。
そして何かしながら食べるのではなく、チョコレートを全力で味わいましょう。そうすれば、脳までしっかりと満足させることができます。
チョコレートは高カロリーだからと避けるだけではなく、楽しみとして賢く食べていきましょう!
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執筆者:konjourney
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