ちょい減カロリー生活

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にんじん―クセが無くなったので、ぜひ生で!

投稿日:2017-07-03 更新日:

にんじん

にんじんは、日本人が一番食べる野菜です。
厚生労働省が調査した「野菜の摂取量ランキング」によると、3万人以上のある1日の食事を調査したところ、その77%がにんじんを食べていた、とのことです。これは2位の玉ねぎの64%を大きく引き離しての1位です。

栄養や色合いのために、重宝されているにんじんですが、カロリーはどのくらいあるのでしょうか?また、にんじんを使ったちょい減カロリーアイデアも考えてみましょう。

にんじんのカロリー

にんじんは、食品標準成分表には数種類のにんじんと、調理済みのカロリーが載せられています。

(すべて100gあたり)

にんじん、皮つき、生…39キロカロリー
にんじん、皮むき、生…36キロカロリー
金時にんじん、皮つき、生…44キロカロリー
金時にんじん、皮むき、生…45キロカロリー
ミニキャロット、生…32キロカロリー

にんじんは、野菜の中では水分が少なく糖度も高いので、カロリーも他の野菜より高くなっています。
また、金時にんじんは味が濃い、というイメージ通りでカロリーが普通のにんじんより高いです。
ミニキャロットは小さく育つ品種なので、未熟なわけではありませんが、にんじんと比べて養分を溜めこまない分、少し糖度が低くなります。

調理法別

にんじん、ゆで…36キロカロリー
にんじん、油炒め…109キロカロリー
にんじん、素揚げ…89キロカロリー
にんじん、グラッセ…66キロカロリー
にんじん、ジュース…28キロカロリー

にんじんは、ゆでても水分を吸わないですし、にんじんからもわずかに栄養が抜けるだけなので、グラム当たりのカロリーは変わりません。

油を使う調理法はさすがにカロリーが高くなります。
「じゃあ、油を使わなければいいだけじゃない」と単純に行かないのが難しいところです。詳しくは次項で。

にんじんのビタミンAは脂溶性

にんじんは緑黄色野菜ですが、この特徴であるビタミンAは普段の生活の中でも意識される栄養素ではないでしょうか?

このビタミンAは脂溶性ビタミンです。つまり、水に溶けにくく油に溶けやすい性質を持っています。

それで、にんじんについてもビタミンAを摂りたいときには、ゆでても栄養が抜けない油と一緒に摂ると吸収しやすい、ということを覚えて調理しましょう。

つまり、油を使わなければカロリーは低くなるとはいえ、栄養面から見るなら油を嫌いすぎないようにしましょう。

もちろん、これは「吸収するとき」の話なので、必ずしもにんじんと油と一緒に調理する必要があるわけではなく、食事の中で油と一緒に食べると、ビタミンAの吸収率を高めることができます。

にんじんのちょい減カロリー:生!

にんじんを利用したちょい減カロリーのアイデアは、「生で食べよう!」です。

にんじんは最近の品種改良でクセがないものが多いので、生でも食べられます。にんじんは数十年前のような、嫌いな野菜ランキングの上位の常連ではなくなっているのです。むしろ好きな野菜1位になる調査結果もあるほどです。
もし、子どものころから苦手意識のある方も一度、試していただきたいです!

ビタミンなどの栄養は加熱するだけで減ってしまうものです。なので、できるだけ多くの栄養も摂れますし、かたい生のにんじんをよく噛んで時間をかけて食べるなら満腹感も得やすいです。

そのとき、先ほども書いた通り、ドレッシングやマヨネーズなど油分と一緒に食べると、ビタミンAを効果的に摂れます。

にんじんはよく食べる野菜だからこそ、賢く食べていきましょう!

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