きゅうり―カロリーが低くても味付けに注意
投稿日:2017-02-27 更新日:
きゅうりはサラダには欠かせない野菜の1つです。夏野菜ですが一年中いつでも手に入れやすいので、一年中いつでも食べる機会が多いですね。
きゅうりのカロリーは気にしたことがないかもしれませんが、実際、どのくらいのカロリーがあるのでしょうか?また、きゅうりを使ったちょい減カロリーのアイデアとは?
きゅうりのカロリー
きゅうりのカロリーは生で100gあたり14キロカロリーです。
ちなみに食品標準成分表にあるきゅうりの漬物は、ぬか漬けで27キロカロリー、しょうゆ漬けで50キロカロリーになります。
きゅうりは95%が水分で、「世界一栄養のない野菜」と言われることさえあります。ギネスブックには「(生食できる中で)最もカロリーが低い」と認定されたこともあるそうな。
水分の多い淡色野菜ですから、グラムあたりで比べると栄養がない、と見えてしまいます。
でも、例えばカリウムはナトリウムを排出する作用がありますが、きゅうりの水分と組み合わさるとより効率的になります。また、夏場に汗をかいて水分とカリウムを失った体には、きゅうりが最適です。
漬物にすると塩分により、きゅうりの水分が抜けていきますから、相対的にカロリーが増えたように見えます。
きゅうりの味付けを何にするかがポイント
カロリーを考える上で、低カロリーの野菜は特に注意すべきポイントがあります。どうやって食べるか、つまり何で味付けして食べるか、です。
サラダの定番はマヨネーズです。マヨネーズは大さじ1(12g)で100キロカロリー前後ありますから、野菜サラダのカロリーのほとんどを持っていくレベルです。
ハーフなどカロリーカットのマヨネーズにしても、例えばキユーピーライト(75%カロリーカット)で大さじ1あたり24キロカロリーといいますから、きゅうり1本より多いです。よく考えて使いましょう。
ドレッシング類も同様で、ノンオイルを選ぶなどドレッシング自体のカロリーを気にするようにしましょう。
また、生のきゅうりには味噌もよく合います。が、味噌にもカロリーがあり(大さじ1・18gあたり約30キロカロリー)、実はノンオイルドレッシングよりも断然高いカロリーになります。和風で油も使わないしヘルシーに違いないというのは思い込みなので避けましょう。
きゅうりのちょい減カロリー:丸かじり
さて、きゅうりのちょい減カロリーですが、「丸かじりする!」です。
きゅうりのように水分の多い野菜を生で食べると、どうしても量が食べられません。食べた気になっても、その95%が水分なのですから、水でおなかを膨らましているだけです。ですから、きゅうり自体の低カロリーを応用することは使いどころが難しいです。
とはいえ、生野菜やサラダというものは口をさわやかにし、食欲をわかせるという大事な役割もあります。ですから、きゅうりについても何か栄養に期待しているわけではなく、そのみずみずしさが一番魅力でよく使うのだと思います。
一方、マヨネーズやドレッシングの量は表面積に比例していきます。となると、きゅうりの表面積を最小限にするには…「切らない」が一番ですよね。そうであれば、丸かじりすればよい!となります。よく噛むことで満足感にもつながりますし。
ぜひお試しください!
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執筆者:konjourney
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