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料理

唐揚げ―カロリー計算には冷静な判断を

投稿日:2017-02-17 更新日:

唐揚げは家庭でも居酒屋でも定食屋でも弁当でも、年齢・性別問わず好まれる料理の代表ですね。ジューシーな鶏肉は熱々ももちろんいいですが、冷めても柔らかく美味しくいただけます。

唐揚げは揚げ物ですから、カロリーが心配という方も多いことでしょう。今回は唐揚げのカロリーについて調べてみましょう!

唐揚げのカロリー

食品成分表によると100gあたり
皮つきもも肉の唐揚げ…313キロカロリー
皮なしもも肉の唐揚げ…255キロカロリー です。

参考までにテーブルマークの冷凍食品の「国産若鶏の塩から揚げ」は1個21gあたり42キロカロリーです。不思議とニチレイの「からあげチキン」も1個21gで42キロカロリーでした。100g換算でちょうど200キロカロリーです。

この差は冷凍食品は鶏むね肉を使っており、食品成分表では鶏もも肉を使っている、というところから来ていると思われます。むね肉ともも肉(皮付き)は約2倍のカロリーの違いがあります。

唐揚げの時に限らず、鶏肉のカロリーで注意すべき点として、
鶏むね肉(皮付き)…244キロカロリー
鶏もも肉(皮付き)…253キロカロリー
鶏むね肉(皮なし)…121キロカロリー
鶏もも肉(皮なし)…138キロカロリー
という感じで鶏むね肉と鶏もも肉は実は大差がありません。

一般的に鶏むね肉はヘルシーというイメージがありますが、皮の有り無しで変わります。冷凍食品の場合、皮なしのむね肉である、ということが大きくかかわっていると予想されます。
唐揚げという料理は高カロリー、と単純に考えるのではなく、その部位についての情報もプラスして考える必要があります。

唐揚げは脂質が落ちる!?

厚生労働省が公表している「食品標準成分表」の資料の中に「揚げ物の重量変化」というものがあります。

その中の鶏もも肉(皮付き)のから揚げの項目を見てみると、生の重量と揚げた後の重量が変わるというのは当然ですが、「脂質の増減」は-0.9となっています。(完成品100gあたり)

これは鶏もも肉の皮の脂肪が揚げるときにとけ出し、油で揚げて衣が吸収する以上に、脂肪が抜けたという数字になります。
これが皮なしのもも肉だった場合、+5.3となっていますから衣はこれだけ吸うというわけです。

もちろん、鶏肉自体で比べれば、カロリーが皮つきと皮なしでは大きく変わりますので、低カロリーを目指すなら皮なし一択でしょう。

このデータは「揚げ物は油を吸って高カロリーになる」という固定観念が、すべてのものにあてはまるわけではない、ということで取り上げてみました。
ただし勘違いされないよう念押ししますが、衣の粉もありますし肉の水分が抜けるので、唐揚げのグラムあたりのカロリーとなると、生肉の状態よりグンと上がります。

唐揚げのちょい減カロリー:揚げない

さて、唐揚げのちょい減カロリーアイデアですが、「揚げずに唐揚げを作る」です。

最近は油で揚げずに調理できる、ノンフライヤーが流行っていますね。そういう専用の道具を使うこともできますし、レンジで加熱できる唐揚げ粉というのもあります。

こういうものの利点は「ちょっとだけ作る」のが簡単だという点です。揚げ物をするときに油をたくさん使うので、せっかくだからいっぱい作ろうという意識が働きます。準備や片づけが楽だと、気が向いた時にちょっとだけ、というのがしやすいと思うのです。

総菜やお弁当として買うのもカロリーが気になりますし、値段も張ります。ぜひ気軽に作る手段を試してみてください!

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