ちょい減カロリー生活

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牛乳―低脂肪を選んだ上で飲み方の工夫を

投稿日:2017-02-21 更新日:

牛乳は日本人にとっては給食で出てきますので、小さいころから馴染みのある飲み物です。カルシウムが手軽に摂れることから、年代問わず努力して飲んでいる方も多いでしょう。

牛乳は水やお茶と違い、カロリーがあります。そのため、低脂肪牛乳の売れ行きも良いそうです。では牛乳のカロリーは実際、どのくらいあるものでしょうか?また、牛乳のちょい減カロリーアイデアとは?

牛乳のカロリー

食品標準成分表によると牛乳は100gで67キロカロリー、パッケージに書かれているコップ1杯(200ml)基準だと134キロカロリーになります。

低脂肪牛乳は、脂肪分が0.5~1.5%のものをいいます。メーカーにより脂肪分が違いますからバラつきがありますが、おおむねコップ1杯80~100キロカロリーです。

さらに無脂肪牛乳というものもあり、脂肪分が0.5%未満のものです。60~90キロカロリーくらいの幅です。

カロリーの面からいうと、低脂肪牛乳か無脂肪牛乳の方がよい、ということになります。ただ、ものによっては味も色も薄かったり、カルシウムなど栄養も半減していることもあるので、何を選ぶかが重要です。そこで皿に注意すべき点は「低脂肪牛乳」と「低脂肪乳」の違いです。

低脂肪牛乳と低脂肪乳

低脂肪牛乳と低脂肪乳は1文字違いですが定義が違います。「牛乳」と名乗る基準がより厳しくなり、生乳を使ったものだけになりました。これは乳等省令という省令で、先ほどの脂肪分の規格などとともに定められています。

それで、低脂肪牛乳は「牛乳」と付けるわけですので、生乳100%で脂肪分を取り除いたものだけが使えます。

一方、低脂肪乳は脂肪分を調整するために脱脂粉乳など生乳以外の乳製品を加えているものです。とはいえ、乳製品以外を加えてはいません(加えたときは加工乳になります)。

これらは文字で見ると間違いやすいです。この何から作られるかによって栄養素などに違いが出ますので、何を選ぶかはパッケージの表示をよく見ることをオススメします。

牛乳のちょい減カロリー:温めて飲む

さて、牛乳のちょい減カロリーアイデアですが「飲む時には温めよう!」です。牛乳の種類自体で、低脂肪のものを選ぶことができ、ちょい減カロリーは簡単なので、さらに飲み方に工夫をできないかと思いまして。

牛乳は風呂上がりに一気するとか、給食の時も一気する子が多いイメージがありますが、一気に飲むのと少しずつ飲むのとでは飲んでる時間が違います。これは感覚の問題ですが、時間をかけて飲んだ方がたくさん飲んだ気になるものです。

時間をかけて飲むには、物理的に早く飲めなくする、つまり熱々にしてしまえばいいという発想です。それで飲む量が少し減らせれば目的達成です。

健康のために飲んでいる、という場合は飲む量を減らしたら栄養も減ります。さすがにカロリーだけ減らすというのは、食卓でなんとかできるものではない上に、メーカーによってかなり差があるので、買う時にできるだけ比べる癖をつけることも役立つかもしれません。

ぜひお試しください。

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