麻婆豆腐―野菜もよく合う万能ソース!?
投稿日:2017-08-08 更新日:
麻婆豆腐は中華料理の定番で、市販の素を使えば家庭でも気軽に作れる料理の1つです。
豆腐を使った主菜なのでヘルシーな印象がありますが、実際のところカロリーはどのくらいあるのでしょうか?また、麻婆豆腐のちょい減カロリーアイデアも考えてみましょう。
麻婆豆腐のカロリー
NHK「きょうの料理」のレシピでは、2人分で豆腐一丁使う目安で1人前350~400キロカロリーが多いです。
ちなみに麻婆豆腐の元祖の系譜の陳健一さんのレシピだと4人分で一丁となっていましたから、豆腐半丁で換算すると440キロカロリーでした。
クックドゥの素も4人分で豆腐一丁で、表示通り作って半丁換算に直すと378キロカロリーとなります。
大阪王将では1人前533キロカロリーです。
バーミヤンは「黒豆板醤のコク旨マーボ豆腐」で505キロカロリー、辛口になると656キロカロリーとなります。
この差は、辛味のもとがラー油、つまり高カロリーな油そのもののためと考えられます。
バラつきがあるのはなぜ?
こう見ていくと、かなりばらつきがありますが、原因は「豆腐の量」「ひき肉の量」「ラー油の量」にばらつきがあるためです。
レシピの中で豆腐の量に大きな差(1人前半丁~1/4丁)があるのは、それが主菜となるのか副菜となるのか、という違いからです。
外食チェーンの場合、メイン料理の扱いになるため、ひき肉を比較的多く、全体の量も多くなります。
ラー油という落とし穴
ラー油のカロリーは1gで9.1キロカロリーとかなりの高カロリーです。
四川料理の麻婆豆腐では山椒を使った辛さですが、家庭的な麻婆豆腐だとラー油で好みの辛さに調節するのが一般的です。
しかし、そのラー油がカロリーの点では落とし穴となってしまいます。
特に「唐辛子のカプサイシンが痩せる」といった評判から「辛いほどダイエットにいい」と考える方もいるようですが、ラー油を使ってしまうと元も子もないことになってしまいます。
ぜひ注意していきましょう!
麻婆豆腐のちょい減カロリー:野菜をちょい足しでかさ増し
さて、麻婆豆腐のちょい減カロリーアイデアですが、「野菜を加えて、かさ増ししてみよう!」です。
麻婆豆腐はそのコクのある辛さのソースが魅力ですが、その辛みは淡白な豆腐と同じように野菜類にもとてもよく合います。麻婆ナスや麻婆春雨など麻婆味のレシピがあるのですから、いろいろな可能性がある味と言えます。
現に「きょうの料理」でも麻婆白菜、麻婆タケノコ、トマト麻婆、麻婆アボカド、麻婆もやし、など様々な料理がヒットします。
もちろん、豆腐も低カロリーなので、合わせて使っていきたいです。ただ炒めたり煮たりするときに崩れやすいので、それだけ注意です。
麻婆味は強い味ですので、風味の強い野菜でも大丈夫です。ぜひチャレンジしていきましょう!
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執筆者:konjourney
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