卵―栄養満点、ではカロリーは?
投稿日:2017-02-14 更新日:
卵は常に欠かさないようにしている、というご家庭が多いことと思います。物価の優等生とも呼ばれ、栄養価についてもタンパク質やビタミンなど豊富に含まれており、優等生と呼ぶにふさわしいです。
毎日の食事に欠かせない食材だからこそ、カロリーの基礎知識を身に付けましょう!
卵のカロリー:生卵とゆで卵では同じ
生卵…151キロカロリー
ゆで卵…151キロカロリー (100gあたり)
食品標準成分表では、差がなかったです。ゆでても重さはほとんど変わらないため、成分も変わらないのか…と思いましたが、もうちょっと見ていくと実は中身はビミョウに変わっておりました。
卵黄(生)…387キロカロリー
卵黄(ゆで)…386キロカロリー
卵白(生)…47キロカロリー
卵白(ゆで)…50キロカロリー (いずれも100gあたり)
卵白は水分が大部分を占めるので、加熱してタンパク質が固まる時に少し水分が減った分(0.8%)、グラム当たりのカロリーが上がるようです。
まあ、この辺りは1個当たりにすると出ていった水分の誤差の範囲ということなので、ゆでるだけであればカロリーは変わらないと思って大丈夫のようです。
ダイエットだけなら卵の白身だけですべき?
では、よくアスリートは卵の白身が低カロリー高たんぱくなので、好んで食べるという話は一般人が真似しても良いものでしょうか?
私としては、とことん筋肉を追求する人でなければそこまで無理しなくても、と思います。というのは、黄身をそこまで敬遠すべきものか、と感じるからです。
冒頭で書いた通り、卵の栄養バランスがいいのは黄身も含めての話です。黄身にはビタミン・ミネラルが豊富に含まれているのに対して、白身は消化吸収のいいタンパク質とビタミンB2くらいなので、卵のバランスの良い栄養を活用するには全卵丸ごと食べる方がオススメできます。
卵のちょい減カロリー:大きいサイズを買う
さて卵のちょい減カロリーアイデアですが、「大きいサイズの卵を買おう」です。
卵一個、といってもMサイズ、Lサイズなど卵はサイズ別に売られています。しかし大きい卵になるほど、白身の割合が多いといわれています。
白身は低カロリーですから、白身の割合が多い方が全卵で計算するとわずかながらも低カロリーになるということになります。(個体差も大きく関係するので、具体的な数値を出すのは難しいです、申し訳ありません。)
小さいことかもしれませんが、コツコツやっていくのが当サイトのテーマです。玉子料理については様々あるので、また別の記事にしたいと思います。
スポンサーリンク
執筆者:konjourney
関連記事
-
-
ピーマンは、以前は子供が苦手な野菜ランキングで上位に必ず入っていましたが、最近は苦みが少ない品種や、色鮮やかなパプリカがよくお弁当に使われて食べる機会が増えているために、徐々にランクダウンしているそう …
-
-
いちごはスーパーで出回り始めると、入口すぐに配置されて香りと鮮やかな赤が入ってきてうれしくなりますね。甘みとほどよい酸味で人気の果物ですが、カロリーという面ではどのような特徴があるでしょうか? いちご …
-
-
えのきだけは鍋に欠かせない食材で、シャキシャキした食感が魅力のきのこです。味や香りにクセが無いので、どんな調理法でも合うという便利食材でもあります。 えのきだけはキノコ類ですから、以前はカロリーはゼロ …
-
-
はちみつは、砂糖よりも優しい甘さで、栄養があり体に良い、というイメージがあると思います。 これは古くからあるイメージで、世界各地のことわざに「蜂蜜」が数多く登場し、良いものを表わす代表的な存在となって …
- PREV
- おにぎり―低カロリーかどうかは大きさ次第
- NEXT
- アボカド―森の“バター”はダテじゃない