アンコウ―魚の中で超低カロリー
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アンコウは冬に鍋にすると最高の食材です。家庭ではさばけないので、この一匹の形で見かけることは少ないですが、スーパーで鍋用になって売られることはありますね。
アンコウには、どのくらいのカロリーがあるのでしょうか?また、アンコウのちょい減カロリーのアイデアも考えてみましょう。
アンコウのカロリー
アンコウの身は、100gあたり58キロカロリーです。
アンコウの肝は、100gあたり445キロカロリーです。
さすがにアンキモは高カロリーですね。
身の58キロカロリーは、他の魚と比べてみますと…
サンマ…318キロカロリー
ブリ…257キロカロリー
ウナギ…255キロカロリー
サバ(真サバ)…247キロカロリー
イワシ(真イワシ)…169キロカロリー
シシャモ(生干し)…166キロカロリー
タイ(真鯛)…142キロカロリー
サケ(シロザケ)…133キロカロリー
アジ(真アジ)…126キロカロリー
マグロ(クロマグロ)赤身…125キロカロリー
タラ(真鱈)…77キロカロリー
アンコウ…58キロカロリー
アンコウは圧倒的に低カロリーですね…!
アンコウは水分が85.4%と多くて、脂質も0.2%と全く溜めこまないので、これだけ低カロリーになります
他の部位についてカロリーのデータがないのですが、皮や胃やヒレも脂っぽさはないのでカロリーが多いように思います。
つまり、アンコウは低カロリー食材というわけです。
アンコウのちょい減カロリー:アンキモは調味料
では、アンコウのちょい減カロリーアイデアですが、「アンキモを食べたいときは調味料のつもりで使おう」です。
アンコウの身については見てきた通り、かなり低カロリーですから、積極的に使っていきたい食材です。
アンキモはカロリーから考えると避けるのも良いのですが、量的にも少ないですし、何と言っても美味しいのでちょっとは食べたいところ。
それで、アンコウ鍋のレシピとして既にありますが、アンキモを潰してスープにしてしまえば、味が全体に回って、淡白な身を美味しく頂けます。
肝がない時には、例えばトマトベースでブイヤベース風というように旨味を足す作り方がよく合います。
低カロリー食材のアンコウを積極的に活用していきましょう!
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執筆者:konjourney
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