味噌汁―カロリーが低いは勘違い!?
投稿日:2017-02-16 更新日:
味噌汁は日本人にとって家庭の朝食、定食屋や牛丼屋などなじみの深い汁ものです。汁もの…つまり、ほとんど水ですから「カロリーなんてわずかなものでしょ?」とお考えではないですか?調べてみると味噌汁は計算上、無視できないカロリーでした。
カロリーを少しずつ減らそうという当サイトとしては、意外なカロリー元である味噌汁についても見直さなければならない、ということで、今回は味噌汁のカロリーとちょい減カロリーアイデアを考えていきましょう。
味噌汁のカロリー
「意外なカロリー元」は味噌です。よく使われる米みそ(赤色辛みそ)を例に取ると、100gあたり186キロカロリーです。味噌汁一杯分で大さじ1とすると、15gで約28キロカロリーになります。
一方、だしにもカロリーがあり、1杯分(200ml)で計算すると
かつおだし…6キロカロリー
煮干しだし…2キロカロリー
かつおと昆布…4キロカロリー となっています。
つまり具がなく、だしと味噌だけで30キロカロリーは超えてしまうのです。普通はダシに味噌をとくだけでは出さないでしょうから、具のカロリーが入ってさらに高くなります。
よく使われる具のカロリーは?
では次に、味噌汁の定番の具のカロリーを見ていきましょう。
豆腐…36キロカロリー(50g)
なめこ…4キロカロリー(25g)
わかめ…3キロカロリー
あさり…12キロカロリー(殻つき100g)
しじみ…13キロカロリー(殻つき100g)
油揚げ…38キロカロリー(10g)
大根…4キロカロリー(40g)
キャベツ…5キロカロリー(25g)
じゃがいも…15キロカロリー(20g)
野菜は組み合わせて使うことが多いので、それぞれは量が少なくわずかになりますが、油揚げや豆腐と組み合わせると40~50キロカロリーはすぐです。
ですから、カロリーを控えるときには、野菜だけの組み合わせ、旨みが物足りないなら貝類を使うと良いかもしれませんね。
味噌汁のちょい減カロリー:味噌汁はおかず!
さて、味噌汁のちょい減カロリーアイデアですが、「味噌汁はおかずであるという考え方」です。
日本では「一汁三菜」といい、汁ものは別に数えるのが当たり前になっていますが、カロリーを計算する上で味噌汁もおかずの1つと意識した方が良いです。
おかずとしたら100キロカロリーで抑えられるなら低カロリーです。豆腐や油揚げのように大豆製品との相性も良いですし、水分は満腹感に直結します。豚汁のような主菜にもなり得る変化も、おかずと考えれば受け入れやすくなるでしょう。
味噌汁なじみのある料理、食べ慣れた味付けなので、様々な食材と組み合わせる可能性はまだまだあるはずの料理です。ぜひこの機会に、新しい味噌汁の食べ合わせに挑戦してみてください!
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執筆者:konjourney
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