バナナ-甘くても実は低カロリー食材
投稿日:2017-01-30 更新日:
バナナは果物としては高カロリー…でも
甘いものはカロリーが高い、と思ってはいませんか?バナナは可食部100gあたり93キロカロリーです。これは果物の中では高い方です。でも「果物」というカテゴリに入れると目立つだけで、普通の食事の「米(1膳で約230キロカロリー)」や「肉」と比べれば圧倒的に低いです。
ここまでだと「え、なぜ米や肉と比較するの?」というのは当然の疑問でしょう。
話は変わりまして、少し前の朝バナナダイエットブームを覚えておられるでしょうか?あの時も「朝食にバナナだけ」というシンプルで手軽に挑戦でき、さらには安価なこともあって、バナナが品切れになり青いバナナが店頭に並ぶほどのフィーバーっぷりでしたね。
この「朝食にバナナだけ」という考え方は、普通のご飯の代わりにバナナを置き換える、というものですから、その食材を米や肉類と比べることに何の問題もないと言えますよね?
この記事では果物の中で何が一番カロリーが少ないか、を取り上げるわけではありません。知名度の高い朝バナナダイエットを振り返ってみて、バナナを活用したちょい減カロリーのアイデアを考えてみましょう。
バナナをご飯代わりに
朝バナナダイエットの時に多くの人が挑戦したであろう「朝食にバナナだけ」。
「多くの人がやってみた」という事実は、「がんばればできる」証しです。つまり、夕食から昼食までの間にバナナだけで生きることが可能であることを、多くの人が実証してきた、というわけです。
生きられるというのは大げさにしても、注目すべきは食事としてバナナは物足りなさを感じにくい、という点です。バナナは世界的に見れば主食として、青い状態で食べる地域もありますから、その実績はいくらでもあります。
日本ではバナナは一年中安価で手に入りますし、甘みが強く酸味などない食べやすい食材ということもあり、なじみの深い食材でした。他の果物に比べ食べごたえ・噛みごたえもあり、皮は手でむけるという手軽さも朝食にはもってこいでした。
とはいえ、それらの特長を持ってしても、すぐ空腹になったり食べた気がしない、となれば続いても数日でしょう。それが大ブームになったということは、バナナに食事として主役を張る力があった証拠です。
バナナでちょい減カロリー:バナナちょい足し
さて、バナナでちょい減カロリーのアイデアですが、「バナナのちょい足し」というのはいかがでしょうか?
いつもよりご飯をちょっと減らして、減らした量のバナナをデザートとして食べるのです。そうすると、カロリーは置き換えた分、一食全体でちょっと減ってくれますし、甘味を取ることで食事の満足度も上がると思います。
一食で30キロカロリー減なら、ご飯50g(1/3膳)とバナナ50g(半本)くらいの交換でいけます!他のちょい減カロリーを実践すれば、本当にご飯をちょい減、バナナはちょい足しで十分です。
ぜひ美味しいバナナを活用していきましょう!
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執筆者:konjourney
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