キクラゲ―食感を活かしたい低カロリーキノコ
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キクラゲは、コリコリとした食感が美味しいキノコです。(クラゲじゃないです)。中華料理では欠かせない存在ですね。
キクラゲは、どのくらいカロリーがあるのでしょうか?また、キクラゲを使ったちょい減カロリーのアイデアも考えていきましょう。
キクラゲのカロリー
キクラゲは、ゆでた状態で100gあたり13キロカロリーです。
参考までに乾燥の状態だと、100gあたり167キロカロリーとなっており、水で戻すと7~8倍に膨らむので、100gあたり20キロカロリーほどになる計算です。
他の野菜と比べると、どうでしょうか?
野菜は全て加熱前なので、水で戻した状態のカロリーで比較してみましょう。
枝豆…135キロカロリー
かぼちゃ…91キロカロリー
ごぼう…65キロカロリー
にんじん…36キロカロリー
キャベツ…23キロカロリー
なす…22キロカロリー
ピーマン…22キロカロリー
キクラゲ…20キロカロリー
ほうれん草…20キロカロリー
トマト…19キロカロリー
大根…18キロカロリー
もやし…14キロカロリー
きゅうり…14キロカロリー
レタス…12キロカロリー
キクラゲは、野菜の中でも低いグループには入りそうです。キクラゲはいったん干す工程が入るので、凝縮されてキノコの中では少し高めになります。(キノコはだいたい15~20キロカロリー)
キノコのカロリーはゼロと言っていたけど?
キノコのカロリーは無い、という記憶がある方もおられることでしょう。
これは以前の研究では、キノコはエネルギー利用率の個人差が大きく出てしまい、数字として出すのが難しいとされていたためです。
つまり、以前からカロリーがゼロということではなく、具体的な数字が発表できなかっただけというわけです。
現在、きのこ類のカロリーは、他の食品と同様の計算式
脂質×9kcal/g
タンパク質×4kcal/g
糖質×4kcal/g
食物繊維×2kcal/g
これらを合計したものに、×0.5をして求められています。
この0.5倍というのは、きのこ類はカロリーが多くなる人も少なくなる人もいるので、間を取った目安の数値だからだそうです。
ちなみに、食物繊維にもカロリーがあるというのも、最近変わってきたことですね。
このような計算式で、マツタケなどキノコ類はカロリーが低くなっています。
キクラゲのちょい減カロリー:ちょい足し食材に
では、キクラゲのちょい減カロリーのアイデアですが、「普段のレシピにキクラゲをちょい足ししてみよう」です。
キクラゲは味にクセはなく、他の食材や味付けの邪魔をしません。ちょっと下ごしらえに手間をかける必要がありますが、食感が面白いので、良いアクセントになります。
NHK「みんなのきょうの料理」を参考に見てみると…
中国風魚の煮物…魚料理にも使えますし
きのこご飯…炊き込みご飯でもいいです
ブロッコリーと豚肉のマヨマスタード炒め…洋風の味付けも
キクラゲをもっと活用していきましょう!
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執筆者:konjourney
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