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ココナッツオイル―油であることを忘れずに

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ココナッツオイル

ココナッツオイルは、ここ数年ブームとなっている油で、マスコミでもダイエットを始め健康に良いと取り上げられ、年齢問わず流行していました。

ココナッツオイルはカロリーの面から見ると、実際に数字としてどれくらいあるのでしょうか?また、ココナッツオイルを使ったちょい減カロリーのアイデアも考えてみましょう。

ココナッツオイルのカロリー

食品標準成分表では、ココナッツオイルはヤシ油として掲載されています。

ヤシ油は100gあたり921キロカロリーです

この921キロカロリーという数字は、脂質100%の油脂であれば同じになります。脂質は1gあたり9キロカロリー、というのは種類にかかわらず一定のためです。

カロリーの数字だけ見ると、バター(745キロカロリー)やマーガリン(769キロカロリー)の方が低くなります。これは、バターやマーガリンには水分が混ざっているので、脂質の割合が少ないのが理由となります。

そもそもココナッツオイルとは何?

ところで、そもそもココナッツオイルとは何のことなのでしょうか?

冒頭の写真で見ていただくと、皮のすぐ下の白い部分がココナッツオイルの原料です。白い部分の水分を絞ると、ココナッツミルクになります。

このココナッツミルクから、油分だけを精製して取り出したものがココナッツオイルです。

植物性ですが割と高い温度、25℃以下で固体になるという特徴があります。一度固まってしまった場合、お風呂よりちょっと熱いくらいのお湯で(40~50℃)湯煎して溶かすと良いです。

ココナッツオイルのちょい減カロリー:あくまでも置き換えで

さて、ココナッツオイルのちょい減カロリーアイデアですが「ココナッツオイルは他の油の置き換えにする」です!

ココナッツオイルは他の植物油とカロリーは変わりません。ところが、ココナッツオイルブームの時には、これにもあれにも入れて、とにかくたくさん摂ろう、という風潮がありました。

でも、カロリーからすれば、単にココナッツオイルを食生活に足すと、それだけ油を余計に摂ってカロリーが単純にプラスになるだけです。油脂は同じカロリーですから、他の油の代わりとして使えば、カロリーは変わりません。

あくまでもココナッツオイルを油として意識するようにしましょう!

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